実家が4代続く八百屋の、野菜ソムリエのooco(オーコ)です。
韓国料理はお好きですか?
ササッ!と韓国風料理が作れる魔法の素があったら、良いと思いませんか?
いわゆるキムチの素の「ヤンニョム」が、その魔法の素です。
これさえあれば、キムチだけでなく、
炒め物、和え物、スープ、お鍋、焼き物、揚げ物、煮物、、、
韓国料理風になりますし、
奥行きある味わいになり、味がバシッ!と決まります。
そんな魔法の調味料タレであるヤンニョムを、韓国人ママに教えてもらいました。
日本に合うヤンニョムの作り方をご紹介しましょう。
▼こちらは、韓国人ママにご馳走になった即席キムチの数々。
ヤンニョムって何?
ヤンニョムとは韓国料理の味付けで使用します。
調味料と薬味を混ぜて作る「合わせ調味料タレ」です。
薬味がとても多く入っています。
にんにく、唐辛子、生姜、玉ねぎ、長ネギ、ニラ、柿、りんごなどです。
作る人により色々変わります。
手作りヤンニョムの材料
※ストックする事を考えて、多めの分量がおすすめです。
(因みに写真は、このレシピの倍で作っています)
[A]
生姜 … 200g
にんにく … 大10個
玉ねぎ … 半分
長ネギ(青い所のみ)… 2本分
りんご(梨があれば最高)… 1個
干し柿 … 3個(フレッシュな柿なら1個)
ーーー
[B]
大根 … 5cm位
人参 … 半分
ニラ … 半束
ーーー
[C]
もち米粉 … 100g
砂糖 … 250g+α
韓国産唐辛子(中あらびき)… 400g
塩 … 大さじ山盛り1.5杯
顆粒の和風だし … 20g
手作りヤンニョムの作り方
【1】
[A]の材料をフードプロセッサーでみじん切りにします。
【2】
[B]の大根と人参は千切りにします。
ニラは、2cm位のざく切りにします。
【3】
[C]のもち米は、お湯でドロドロに溶かします。
(加減は水飴くらいです)
【4】
上記の下ごしらえした材料と[C]の材料も全て、
大きめのボウルに入れて、良く混ぜ合わませます。
【5】
ジップロックに小分けして冷蔵庫保存します。
(1年持たせるために冷凍保存の小分け分も作ってください)
このレシピの特徴
ヤンニョムはアミの塩辛を入れるのが主流ですが、このレシピは入れていません。
アミではなく、顆粒だしを代用しています。
韓国人ママ曰く、アミを使用すると匂いが異臭の様に強くなりすぎてしまうとの事。
そして、発酵が早く進みすぎてしまうとの事です。
韓国の様に、キムチ専用冷蔵庫がないので、
顆粒だしを使用したほうが、日本に合っているそうです。
何よりも、アミは手に入りにくいので、手軽に作れる顆粒だしで作ってください。
あっさりして美味しいヤンニョムに仕上がります。
手作りヤンニョムの使い方
塩漬けにした白菜にすり込んで漬ければ、白菜キムチになりますが、
もっと手軽な方法でも美味しく仕上がります。
例えば、塩もみした野菜に絡めるだけで、美味しいキムチが出来上がります。
ヤンニョムをのせただけでも、簡単にビビンバが出来ます。
おわりに…
いわゆる市販のキムチの素のような、瓶詰め調味料ではなく、
手作りした本格的ヤンニョムがあれば、
料理の幅が広がりますし、韓国風料理の達人気分が味わえます。
クックパッドでは、ヤンニョム使用したレシピが多数公開されています。
いかがでしたか?
こちらの記事をお読みになって、
ヤンニョム作りのハードルが下がり、
チャレンジされる方がいらっしゃったら嬉しいです。