割烹料理長直伝!美味しい出汁の取り方*感動の味

時短下ごしらえ
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実家が4代続く八百屋の、野菜ソムリエのooco(オーコ)です。

今回は、家族はもちろんの事、振舞った人みんなに感動される、
美味しいお出汁の取り方をご紹介します。

その前に、、、
自分で取る出汁に自信はありますか?
実は以前の私は、全く自信がありませんでした。

料理本通りにやっても、水っぽく、味がなく、本当にまずいのです。
市販の出汁の素の方が美味しい!と思っていました。

そんな私が、出汁の取り方をご紹介しているのは、
ある割烹料理長と仲良くなり、直伝していただけだからなのです。

その料理長を講師として招き、出汁の取り方教室を企画し、
目からウロコの技を直に学べました。

その美味しい出汁の取り方をご紹介しましょう!

美味しい出汁の大切な材料選び

昆布

できれば、利尻昆布を選ぶのがベストです。
うまみ成分であるグルタミン酸(←アミノ酸の一種)を昆布から抽出するわけですが、
昆布の種類によって、抽出されるうまみが全く違うのです。
私は、韓国製の利尻昆布を購入しています。

鰹節

うす削りの良質な鰹節を選ぶといいです。
鰹節から抽出するうま味の成分であるイノシン酸と、昆布から抽出したグルタミン酸が合わさると、うま味が相乗効果で倍増します。

私は、割烹料理長も使用している、ウエダ食品の「京花けずり」を取り寄せています。

▼こちらは500g入で、枕くらいの大きさの袋です。

ミネラルウォーターか、浄水器を通した水を使用してください。
水道水はおすすめしません。

美味しい出汁を取るための驚きの分量!

水 5リットル分に対しての分量です★

【利尻昆布】
昆布…2枚(約50g)

【鰹節】
鰹節…約80g

私は計っていません。
手で、ガッツリ掴み、これを3回バサバサっと入れます。
これでおおよそ70g〜80gになります。

美味しい出汁の作り方

【1】

大きめのお鍋に水を入れます。
固く絞った布巾で、昆布の汚れを軽く拭き取り、手でパキパキと割り
(15㎝位)お鍋の中へ入れます。
余裕があれば、前の晩(数時間前でもOK)から浸水しておくといいです。
昆布は、ゆっくりと水に溶けだすという性質があります。

 

【2】

お鍋を加熱します。
沸騰直前で、昆布を取り出します。
(沸騰はさせないでください。)

 

【3】

その後、沸騰させます。
鰹節をバサッと入れてから、火を消します。
そのまま放置(15分程)しますと、鰹節が沈みます。
その後、キッチンペーパーを使用して濾します。

出し汁の使い方アレンジ

● 出し汁を温めて、コーヒーや紅茶のように、ホッと一息の時に召し上がってください。
その際は、手作り塩麹を少し入れると絶品です。

● トマトと、出し汁の相性が抜群です。
塩(塩麹がおすすめ)で味を整えた出し汁を温め、
その中へ湯むきしたトマトをいれて加熱します。
器に盛り付けたら、ブラックペッパーを振りかけて出来上がりです。

おわりに…

大量に作っておくと便利です。
冷蔵庫で、3〜4日保存可能です。
ただ、美味しさを求めたら、2日間で使い切るのがベストです。
出来立ての風味を保存したいのであれば、チャック付き袋に入れて冷凍保存がおすすめです。

いかがでしたか?
鰹節と昆布のいい成分をしっかりと抽出した、美味しい出し汁。
私は、天然のアミノ酸ドリンクと考えています。
鰹節からの鉄分も加わっていますので、栄養価は申し分ないですね。

冬はホットで、夏は冷蔵庫で冷やした出し汁に、塩麹を少し入れていただきます。
小腹が空いた時に、いただくと心もお腹も満たされます。
どうぞお試しください。

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