絶品ジャガイモ・インカの目覚め*甘い!美味しい!胃袋掴む!

イチ押し食材
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実家が4代続く八百屋の、野菜ソムリエのooco(オーコ)です。

「得意料理はなんですか?」との質問に、「肉じゃがです!」と答えると、
最近はあざといと思われてしまいますね(笑)

ですが、不動の人気料理の1つです。

 

今回は、肉じゃがのお話ではなく、その食材のじゃがいもにフォーカスしました。

どこのご家庭にも、ジャガイモはストックされています。

種類も豊富で色々な品種があります。

「インカの目覚め」という品種をご存知ですか?
食通の方は、お馴染みかと思います。

一つのブランドになっていますので、「インカの目覚めの◯◯◯」などと、
料理名に使われてアピールしています。

なぜアピールされる程の物なのか?
その魅力をご紹介しましょう。

インカの目覚めってどんなジャガイモ?

卵位の大きさの、小ぶりなジャガイモです。
肉質は少しねっとりしていまして、きめが細かく、
舌ざわりがとても良く、煮くずれしにくい種類です。

色は鮮やかな黄色です。
甘みとコクがとても強く、「栗みたい!」と良く言われます。

生産が難しい上、小ぶりな上、少量しか収穫出来ません。
全て手作業で収穫するため、かなり貴重なジャガイモになります。
そのため高価で流通が少ないのが難点です。

インカの目覚めの旬は?

こだわりスーパーや物産展ですと、新ジャガの季節に店頭に並ぶ事があります。
そのものの味が抜群なので、新ジャガでいただいても美味しいのですが、
低温で半年以上貯蔵した物が、インカの目覚め美味しさを存分に楽しめます。
低温熟成すると、糖度が倍に上がるのです。

秋収穫の北海道産が多いので、熟成された物は、春以降に通販で売り出されます。

インカの目覚めの美味しい食べ方は?

素材そのものがとても美味しいので、素材を活かした料理が適しています。

素材を活かす=蒸す
が、美味しさを一番ダイレクトに感じますので、是非お試しください。
(私は無水鍋で、少量の水で加熱調理しています。)

● ビシソワーズを、このインカの目覚めで作ると絶品です。
私は、インカの目覚めを手に入れたら、必ず作ります!

● くし切りにしたインカの目覚めを、フライドポテトにするのもおすすめです。
オリーブオイルで揚げてみると、おしゃれな美味しさになります。

● 肉じゃがを、インカの目覚めで作ると、グレード高い美味しさになります。

● 少し凝って、ニョッキにするのもおすすめです。

おわりに…

ジャガイモを大雑把に分けると、ホクホクの男爵系か、しっとりしたメークイン系が主流です。
通常のジャガイモは、お馴染みの美味しさがありますが、
時には贅沢して、栗の様に甘くてコクのあるインカの目覚めも味わってください。

物産展や道の駅などで見つけたら、即買いしてください。
熟成ではない収穫したてのインカの目覚めでも、そのものが美味しいのでおすすめです。
感動の美味しさを味わって頂けると思います。

しかし熟成も是非味わって頂きたいので、こちらは通販で購入してください。
因みに、熟成インカの目覚めは、シワシワでカビが付いていますので、驚かないでくださいね。

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