ぎんなん(銀杏)の保存法*いつでも使えるようになる!

時短下ごしらえ
スポンサーリンク

実家が4代続く八百屋の、野菜ソムリエのooco(オーコ)です。

ぎんなんって、お好きですか?
料理にちょっと入っていると、当たりを見つけた気分で、顔がほころびます。

皆さんは、お家ごはんに使いますか?
「面倒だから、使わないわよ!」
「買っても使いきれなくてダメにしてしまうから、買わないわよ!」
、、、でしょうか?

そんなぎんなんを、使いやすい状態で、長期保存できる方法をご紹介します。

ぎんなんの栄養価

脂質、たんぱく質、糖質、ビタミンA、B群、C、鉄分、カリウム等のミネラルが、
バランスよく含まれている食材です。
また、ぎんなんには膀胱や肺を温める効果があることから、
古くから夜尿症の改善や、喘息などの咳止めに効くとされてきました。
中国でも、漢方薬として使われている優れものです。

ぎんなんを食べる時の注意

ぎんなんは食べ過ぎ注意なので、よくお読みください。

メチルビリドキシンという、神経に働くビタミンB6の作用を妨げるという、
中毒物質が含まれています。
この毒素が体内に入ると、けいれんなどの中毒が起きることがあります。
念の為、食べる量は制限してください。
大人ならば10粒程度、
子供ならば3~4粒程度、
にしておいた方が安心です。

余談ですが、私は子供の頃からぎんなんが好きでした。
母の目を盗んで食べ過ぎた時は、顎にポツポツと湿疹が出来てバレていました。

ぎんなんの保存法

【1】

殻を割り、剥きます。
薄皮は付いたままで大丈夫です。

※ 専用の殻割り道具を色々試しましたが、ペンチが一番上手く割れます。

 

【2】

ジップロックに入れて、冷凍庫で保存します。
約1年は、美味しい状態で保存できます。

 

【3】

食べる時は、凍ったまま茹でます。
茹でている時に、薄皮ははがれてきます。

買ってきたら、殻を剥くという手間はありますが、時間がある時に
この作業をしておくと、使いたい時に直ぐに使えます。

おわりに…

ぎんなんは、料理に加えると美味しいのですが、面倒で省いてしまいがちです。
でもこの様に、冷凍庫に準備しておくと、気軽に使えます。
9月頃から新物が市場に出始めますので、覚えておいてください。

ちょっとした一手間が、いつもの料理をより美味しく、
そしてグレードも上げてくれます。

タイトルとURLをコピーしました