実家が4代続く八百屋の、野菜ソムリエのooco(オーコ)です。
美味しいとうもろこしは「茹でるが一番」ですが、ある夏の日、北海道のオーベルジュの朝食で、絶品の冷製コーンスープをいただき感動しました!
その後、とうもろこし好きの私は、あの味の再現に明け暮れました(笑)
そして、やっとたどり着いたレシピをご紹介します。
目次
美味しいコーンスープを作る4つのポイント
美味しいとうもろこしを手に入れます
当たり前ですが、素材次第ということです。
調理法もさる事ながら、甘いとうもろこしを使うに限ります。
美味しいとうもろこしの選び方を、紹介していますので参考にしてください。
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とうもろこしの芯からも旨味を抽出します
芯から、美味しい出汁が出てきます。
旨味、甘み、コクが増しますので、コンソメは必要なくなります。
無水調理をする
無水鍋で無水調理をすることによって、少量の水で加熱できます。
水無しだから、水に旨味溶け出さないので、濃厚な味に仕上がります。
塩味は、塩麹を使う
塩麹を使うとコクを感じます。
バターや生クリームを使用しているかのような仕上がりを感じます。
材料
朝採りとうもろこし … 2本分 (朝採りは間違いなくは美味しいとうもろこし)
牛乳 … 適量
玉ねぎ … 大半分
塩麹(塩でも可)… 適量
コショウ … 適量
作り方
【1】
玉ねぎを薄切りにし、無水鍋に入れます。 次は、とうもろこしの実をこそぎ落とし、それもお鍋の中へ入れます。
※ 包丁を使うのが苦手な方は、とうもろこしカッターも便利に使えます。
【2】
塩麹を大さじ1強と、お猪口1杯分位のお水を入れて中火にかけます。沸騰したら弱火にして、柔らかくなるまで加熱します。
※ 無水鍋の場合は、水分を逃さないために、必ず蓋をしてください。
【3】
別のお鍋に牛乳をカップ2杯程入れます。その中へ【1】のとうもろこしの芯を、手で半分に割って入れます。約10分ほど弱火で煮出します。 芯から甘みと旨味が出てきます。
※ この工程は更に美味しくする裏技です。
【4】
フードプロセッサーかミキサーで、細かくなるまで撹拌します。トロトロになったら、【3】の牛乳も加えて撹拌します。
※ 牛乳を入れすぎると水っぽいスープになるので、味見しつつ加えてください。
【5】
塩麹(もしくは塩)とコショウで味を整え、更に撹拌します。冷蔵庫で冷やして召し上がってください。
おわりに…
● 美味しいとうもろこしは冷たいスープがお勧めです!もちろん温めても美味しいです。数日間美味しいので作り置きしてください。
● 甘くて美味しいコーンスープを作るには、よい材料に尽きます!旬の美味しい時期に、美味しいとうもろこしを手に入れて味わってください。濃厚で甘く、口に含んだ瞬間顔がほころぶスープが出来上がります。 7月〜8月の旬真っ盛りが楽しみになります!
● 無水鍋で無水調理をすることにより、少量の水で加熱できます。ル・クルーゼやストウブなどの無水鍋、重いからといって眠っていませんか!? もったいないですよ! 素材の旨味を逃さず、濃厚な味に仕上がります。持っていたら使ってください。